「働かないおじさん」はなぜ量産される?@弁護士ドットコム
弁護士ドットコムに「「働かないおじさん」はなぜ量産される? 」というインタビュー記事が掲載されました。インタビュワは有馬知子さんです。
https://www.bengo4.com/c_5/n_10529/
企業にとって古くて新しい問題、それは「働かないおじさん」をどうするか、だ。
世間で人手不足や人材確保の難しさが叫ばれる中、味の素とLIXILグループ、ファミリーマートなど、大手企業が11月以降、相次いで早期退職を発表した。
こうした企業の多くは、収益悪化によってリストラを迫られているというより、早いうちに人件費の高い中高年社員という「重荷」を降ろしたいという思惑があるようだ。労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎研究所長に、「働かないおじさん」が生まれてしまう理由や、背景にある日本の雇用制度について聞いた。(ジャーナリスト・有馬知子)
内容は先日の朝日新聞の記事でしゃべったことであり、5年前の拙著『日本の雇用と中高年』(ちくま新書)で書いたことですが、最後のところで若干アドバイスめいたことも言っています。
・・・・・中高年も同様に、条件がいいからと早期退職を利用し、キャリアの見通しもなく辞めてしまうのは考えものです。早期退職後、成功したキャリアを築いている人は大抵、辞める前からある程度、その後のレールが見えていることが多いのです。若手であれ中高年であれ、軽々しく転職や独立を勧める人の口車には乗らないことが肝要です。
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