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2019年12月 7日 (土)

パワハラ罪はない、が、暴行罪、傷害罪はある

なんだか、同じことを繰り返し言っているような気がしますが、とはいえやはり言い続ける必要がありそうです。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-489198/ (楽天元社員 パワハラで労災)

「パワハラで労災」というから、暴言で精神障害かと思いきや、さにあらず。

ネット通販大手の楽天に勤務していた40代男性が、両手足のまひなどの後遺症を負ったのは上司による暴行のパワハラ行為が原因だとして、渋谷労働基準監督署が労災認定していたことが5日、分かった。認定は6月20日付。

だから、なんでもかんでもハラスメントと言えばいいと思うな!と何回言えば・・・。

刑法上のれっきとした犯罪である強制わいせつを、企業の措置義務の対象でしかないセクハラなどというなまぬるい馬鹿げた用語法がマスコミにはびこっているから、

刑法上のれっきとした犯罪である暴行、傷害を、企業の措置気味の対象でしかない(いや、まだ措置義務としても法が施行されていない)パワハラなどという、あたかもこの暴行障害犯を免罪するかのごとき馬鹿げた用語法に疑問を持たずに記事を書くのでしょう。

〇〇ハラといえばいかにもその行為を批判しているかのように思い込む薄っぺらい脳みその記者がこういう記事をはびこらせると、世間の感覚が狂っていく一方です。

いやもちろん、暴行傷害に当たらないパワハラであっても、場合によっては刑法上の犯罪である自殺教唆として書類送検されたりもしますが、それはやはり「異例」なのです。

https://www.sankei.com/affairs/news/191207/afr1912070006-n1.html (パワハラで自殺教唆疑い 兵庫県警、三菱電機30代社員を書類送検)

三菱電機の新入社員だった20代男性が今年8月に自殺したのは上司の暴言によるパワーハラスメントが原因だったなどとして、兵庫県警三田署が自殺教唆の疑いで、男性の教育担当だった30代の男性社員を書類送検していたことが7日、捜査関係者などへの取材で分かった。書類送検は11月14日付。職場でのパワハラが自殺教唆容疑で捜査されるのは異例とみられる。

まあ、もとをたどれば、刑法上のれっきとした犯罪である暴行、傷害、恐喝等々を、いかにも可愛げな子供の遊びめいた「いじめ」などという生ぬるい言葉で語り続けてきたことの延長線上なのかもしれません。

 

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コメント

> 強制わいせつを、企業の措置義務の対象でしかないセクハラなどというなまぬるい馬鹿げた用語法

レイプは(比較的に凶悪な)犯罪ですが、それを何故か、
男尊女卑などという(ちょっと偏った)個人の価値観の
問題と結び付けたがる人も散見されるような気がします。
実際、その人達は、男尊女卑に反対の立場を強く表明を
する某レイプマン氏は自分達の味方であるということで、
あまり問題にしたくないようでしたからね。

>>> 女子学生を集団で性的に凌辱した事件がありました。加害者の男子学生は3人が退学、2人が停学処分を受けました。
>>> この作品を読めば、東大の男子学生が社会からどんな目で見られているかがわかります。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html

「刑事罰」については触れずに、「加害者でない同類」も含めて世間から白い目で見られますよ、と強調をするという。
これは、一体、何なんでしょう?いずれにしても、「ここで指摘されているの風潮」の典型例の一つではありそうです。

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