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2019年8月 6日 (火)

国際労連の労働組合権侵害世界地図

国際労連(ITUC)のホームページに、世界の国を労働組合権の侵害度合で色分けした世界地図が載っています。

https://www.ituc-csi.org/IMG/pdf/2019-06-ituc-global-rights-index-2019-report-en-2.pdf

Langen

それぞれの色が何を示しているかというと、

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いちばん赤いランク5+は「無法状態のため権利の保証なし」で、シリアとかイエメンとかスーダンとかなので、まともに国が動いていてなおかつ「権利の保証なし」というランク5が、ITUCからすると最も責められるべき諸国ということになりましょう。中国、インド、韓国、トルコといった諸国がここに入るようです。ちなみに、今ゼネストになりかけている香港もここに分類されています。

次のランク4は「体系的な権利の侵害あり」で、一応法律上は権利の保証があるけれどもそれがシステマティックに侵害されているぞということですが、天下のアメリカがここに入っています。

その次のランク3は「恒常的な権利の侵害あり」で、ヨーロッパだと、イギリス、スペイン、ポーランド、ハンガリーなどがここに入ってきます。

ランク2は「繰り返される権利の侵害あり」で、日本はここに入ります。ヨーロッパだとフランスもここですが、むしろ注目すべきはアジアで日本と並んでここに入っているのが台湾とイスラエルだということです。

ランク1はいちばん権利が保証されているということなんですが、ITUC流の表現では「時たま権利の侵害あり」で、ウルグアイ以外は全部ヨーロッパです。

 

 

 

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