労働組合は8勝2敗
昨日の参議院選挙で、立憲民主党と国民民主党に分かれた比例区の連合推薦候補者は10名中8名が当選し、2名が落選したようです。立憲民主党は5名中5名全員当選に対し、国民民主党は5名中3名当選2名落選と明暗を分けました。参院比例区は組織内候補者の名前を書かせる各労働組合の力量が試される選挙であるとともに、政党自体への風の吹き工合にも大きく左右されるので、必ずしも各産別の力量それ自体ではない面もありますが、その順位はやはり意味を持つでしょう。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/25th_sangiin/
現時点ではまだ最終得票数は出ていないのですが、とりあえず現時点の得票数順位で。
田村麻美(国 UAゼンセン) 259,467票
礒崎哲史(国 自動車総連) 258,345票
浜野喜史(国 電力総連) 256,259票
石上俊雄(国 電機連合) 192,124票 落選
岸真紀子(立 自治労) 157,848票
水岡俊一(立 日教組) 148,309票
小沢雅仁(立 JP労組) 144,751票
吉川沙織(立 情報労連) 143,472票
田中久弥(国 JAM) 143,343票 落選
森屋隆(立 私鉄総連) 104,339票
どちらも、その政党内では労働組合議員が1位から5位を独占しているのですが、政党自体の絶対的な得票数の違いが響いています。
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