泊まれる本屋で拙著で寝落ち
「りぼりぼブログ」というところでの拙著『働く女子の運命』の書評ですが、りぼりぼさんが読まれた場所が「泊まれる本屋」といういささか想定外のものだったので、へえ、そんなのがあるんだとびっくりしました。
http://www.riboribo.com/entry/2019/07/01/224803
そうだ、泊まれる本屋さんに行こう!!
ということで、BOOK AND BED IKEBUKUROへ宿泊してきました!!
B&Bといっても、ブレクファストじゃなくてブックのBなんですね。
ソファでゴロゴロしながら読書する、至福の時間を過ごせます。夜が更けると個室の中の方が個人用電灯があるので却って明るかった印象です。心置きなく寝落ちできます。
とのこと。
りぼりぼさんが読まれた3冊のうちに、拙著『働く女子の運命』が含まれていました。
私自身、社会人になってから1年が経過したので、2冊目は働く女性についての本を選びました。戦前から現在に至るまでの女性の働き方の変遷が記されています。
富岡製糸場の話に始まり、補助的な業務にしか就けなかった時代を経て、現在へ。女性のロールモデルはこの数十年で大きく変わってきたんだなあ、と改めて実感しました。そしてロールモデルはこれからもどんどん変わっていくはず。社会に求められる姿に過度に惑わされることなく、自分が大切にしたいものを見極め、自分で働き方を選ばないといけないと感じました。
また、最終章の"マミートラック"が"ノーマルトラック"になるといいよね、という話にすごく同感しました。今は長時間労働が常態化しているから、定時に仕事を切り上げられる育児中の方、時短社員が特別に思えてしまうけれど、本来ならば定時に仕事が終わるのがノーマルなのではないか、と。総合職になったものの、今の働き方で妻や母としての役割を果たしている未来が描けない私にとってはホットな一冊でした。・・・・
この本を読みながら寝落ちされたため、夢に架空の人事部長マイケルが出てきたそうなんですが、そいつ何者なんでしょう?
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笛美『全部運命だったんかい おじさん社会と女子の一生』という本を読みました。
著者が日本社会と女性の雇用労働について調べ、女性である自分が生きにくいのは、「全部運命だったんかい」、と気づくくたりがあります。おそらく、著者が調べるのに使って気づきに繋がった本は、hamachanの「働く女子の運命」ではないかなと思いました
投稿: ayachan | 2021年8月29日 (日) 17時19分