のゆたのさんの拙著『日本の労働法政策』評+α
のゆたのさんの「ぽんの日記」で、拙著『日本の労働法政策』が評されるとともに、いくつかの「誤植」を指摘していただいています。
http://kynari.hatenablog.com/entry/2019/05/31/120147
日本の労働政策の歴史を1冊で全般的にまとめてくれているのは、非常に重宝する。「座右の書」とのコピーはむべなるかなと思う。とても持ち運びたいとは思わないが、手元には置いておきたい1冊。
と高評価していただいた上で、
一通り目を通した証拠として、気づいた誤植を掲げておく。引用文中の語句もあるけれど、引用元の誤植そのままかどうかは確認していない。
と並んでいるのですが、いやまずこれ、間違いであれば「誤植」(印刷誤り)ではなく「誤記」(原稿誤り)ですね。
253頁 8行目
他数居住する → 多数居住する
みたいなのは、まさに私のワープロ変換ミス。よっぽど目を皿のようにしてチェックしたつもりですが、こうして残ってしまうんです。
ご指摘の大部分はこうしたものです。ありがとうございます。
一方、
373頁 (1)の9行目
憑式 (この単語が何かわからない)
は原文ママですが、確かに読者には何のことやらわからないですね。
あと、
78頁 下から6行目
述べ来たった → 述べて来た
みたいな、口語表現にないちょっと格式ばった言い方もやや違和感を与えるのでしょう。
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