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« ハラスメント紛争の調停に参考人制度 | トップページ | 『生活経済政策』6月号 »

2019年5月30日 (木)

『現代雇用社会における自由と平等』

441250 新田秀樹・米津孝司・川田知子・長谷川聡・河合塁編『現代雇用社会における自由と平等―24のアンソロジー〔山田省三先生古稀記念〕』(信山社)をお送りいただきました。ありがとうございます。

https://www.shinzansha.co.jp/book/b441250.html

複雑化する現代の労働法理論、雇用政策、社会保障などにアプローチし、様々な角度から一石を投ずる意欲的で多才な論文を収録。

第1部が差別・平等・ハラスメント、第2部が労働契約・企業組織・労使関係、第3部が雇用・労働政策、第4部が社会保障法・憲法における生存と平等をめぐる課題と、大変幅広い分野の論文を集めた論集です。

このうち、昨日成立したハラスメント法に関わるのは、第2章の山川隆一論文と、第6章の滝原啓允論文です。

2 職場におけるハラスメントに関する措置義務の意義と機能〔山川隆一〕 
 Ⅰ 問題の所在
 Ⅱ 労働法上の措置義務の意義と機能
 Ⅲ ハラスメントに関する措置義務の検討
 Ⅳ おわりに

6 「働きやすい職場環境」の模索―職場環境配慮義務における「変革」的要素に関する試論〔滝原啓允〕 
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 職場環境配慮義務の形成とその内容
 Ⅲ 職場環境配慮義務論における「変革」的要素の必要性
 Ⅳ おわりに

山川論文が大御所らしくいかにも地に足の付いた安心して読める論文であるのに対して、滝原論文は若手の意欲作らしく、職場環境配慮義務の中には、あるハラスメントを契機として、当該事業体全体を「変革」させ、第二第三の被害を防止するという視点が必要だと、思い切った議論を展開しています。

あと、先日話題になった第3号被保険者の問題を根っこに遡って考察する上では、第23章の東島論文が有用だと思いました。

23 「女性の年金権」の法的規範性に関する考察―第三号被保険者制度と近時の制度改正を踏まえて〔東島日出夫〕 
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 三号制度・厚年の適用拡大・離婚時年金分割制度の概要
 Ⅲ 「女性の年金権」とは何か
 Ⅳ おわりに

 

 

 

 

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