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2019年4月 9日 (火)

医師の不養生はいつまで続くか? @WEB労政時報

WEB労政時報に「医師の不養生はいつまで続くか?」を寄稿しました。

https://www.rosei.jp/readers-taiken/article.php?entry_no=75899

去る3月28日に厚生労働省医政局の「医師の働き方改革に関する検討会」(学識および実務経験者22名、座長:岩村正彦)はようやく報告書を取りまとめ、医師の労働時間の上限規制の具体案を提示しました。それは、先週施行された2018年改正による労働基準法の一般規制に比べると、かなり隔絶したレベルの長時間労働を許容するものになっています。 
 この問題はそもそも、2018年改正に向けた2017年3月の働き方改革実行計画に、突然医師に関する記述が入り込んできたことに端を発しています。もともと労働基準法上や時間外労働の限度基準告示に医師の労働時間について特例があったわけではありませんが、「時間外労働規制の対象とするが、医師法に基づく応召義務等の特殊性を踏まえた対応が必要」とされた上で、「具体的には、改正法の施行期日の5年後を目途に規制を適用することとし、医療界の参加の下で検討の場を設け」「2年後を目途に規制の具体的な在り方、労働時間の短縮策等について検討」するとされたのです。
 その背景には、・・・・・

 

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