規制改革推進会議働き方の多様化に資するルール整備に関するタスクフォース
内閣府の規制改革推進会議に、去る2月26日に「働き方の多様化に資するルール整備に関するタスクフォース」というのが設置されたようです。
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/committee/20190226/190226honkaigi04.pdf
多様な働き方へのニーズが高まるなか、平成30年1月には「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が策定された。また、在宅勤務のみならずモバイル勤務やサテライトオフィス勤務などのテレワークが拡大しつつある。労働者がこうした新たな働き方を希望する場合に阻害する要因はないか、あわせて、特に副業としての日雇い派遣について現在の規制が妥当なものか、専門的検討を行うために、規制改革推進会議(以下「本会議」という。)に「働き方の多様化に資するルール整備に関するタスクフォース」(以下「タスクフォース」という。)を設置する。
このうちとりわけ、テレワーク関係の労働時間規制のあり方は問題が多く、昨年の新ガイドラインも本質的な解決になっていない点が多々あります。また、日雇派遣規制は2012年改正時のねじれた置き土産が未だに残っており、見直しが必要であるのは確かです。
タスクフォースのメンツは、
八代 尚宏 (主査)
飯田 泰之
江田 麻季子
島田 陽一
島田さんがいるので、労働法的におかしな議論にはならないと思います。
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