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2019年2月11日 (月)

アモーレ復活

なぜかまた姿を消していた大内伸哉さんの「アモーレと労働法」が「アモリスタ・ウモリスタ」というタイトルで復活していました。またうっかりミスかと思っていたら、もう少し深刻な事情があったようです。

http://lavoroeamore.cocolog-nifty.com/amoristaumorista/

いずれにいたしましても、いつもの大内節がブログでも聞けるのはうれしいことです。

11021851_5bdc1e379a12a 早速、様々な本の書評をアップしておられますが、そのなかに、昨年10月にお送りしていた拙著『日本の労働法政策』へのコメントもありました。

http://lavoroeamore.cocolog-nifty.com/amoristaumorista/2019/02/post-dbe4.html

・・・そこでいう「労働政策関係者」に,研究者が含まれるのかわかりませんが,研究者にとっても,菅野和夫先生の教科書と並んで,座右において置かなければならない本でしょう。労働政策の形成過程は,近年の労働基準法改正や労働契約法の制定・改正くらいになると,かなりの情報もあるのですが,古い法律になると,立法の経緯がよくわからないところもたくさんあり,自分で調べていちおうこんなものだろうと思っても,自信がないことがよくあります。 この点,労働行政に精通されている濱口さんの書いたものであれば信頼性があるし,たいへん助かります。これからの研究は,個人で過去の立法政策を最初からたどる必要はなく,この本を出発点にできます。 ・・・

いえまさに、大内さんをはじめとする労働法研究者の皆様に、さらに労働経済学や産業社会学の研究者の皆様に、立法経緯のコンパクトな(じゃないですが)リファレンスブックを提供するという目的の本ですので、使っていただいてなんぼだと思っております。

その意味では、この批判はまさにおっしゃる通りなのです。

それはともかく,ちょっと調べたいことがあったので,索引をと思おうと,なんと索引がない!!!。若手を使えば作成できそうなものですが,それをさせなかったのは,上司として偉いと言うべきなのかもしれません。でも,この本には索引は必須でしょう。次の版で索引がつくのを祈っています。

いえ、正直言うと、本文だけでもあまりに分厚くなりすぎたので、索引を断念したのです。でも、会う人からみんな、索引がないのが致命的だと文句を言われます。判断ミスでしたね。

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コメント

やはり索引は欲しいです。
Webなどで公開していただけると嬉しいです。

索引をPDF等で公開するようにすれば、PC上でキーワード検索もできるので良いかと思います。手間もかかるとは思われますが、ぜひご検討ください。

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