不当懲戒請求事件の代理人に倉重さんが
先日、都内某所で独立したばかりの倉重公太朗さんらと痛飲する機会がありましたが、そのとき倉重さんが、例の余命三年何某の煽った不当懲戒請求事件の代理人をやっているんだという話をされて、いやぁ法廷では労働弁護士対経営法曹として常に対決しあっている方々が、ことこういう問題では熱い連帯精神でやるんだなあ、と感じ入ったものです。
確かに佐々木亮さんは、たまたま右翼ご用達出版社になってしまった青林堂の従業員の労働問題に労働弁護士としてかかわったことでその出版社の出版物の傾向に多大な共感を有する人に狙い撃ちされてしまったわけですから、ベクトルの向きを逆にして同じようなことは経営法曹にもありうるわけで、そういうのは許されないと示しをつけておくことは、どの立場の弁護士であれ必要なことに違いはないでしょう。
ちなみに、倉重さんとの対談は大変面白い代物に仕上がっておりますので、乞うご期待ということで。
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