『日本の労働法政策』は絶対にAmazonで買わないで!
『日本の労働法政策』が刊行からほぼ2か月になり、買われた方々はほぼ例外なくそのやたらな分厚さにあきれておられるようです。
それはともかく、Amazonを覗いてみたら、とんでもない値段がついていました。
単行本
¥ 6,705 より¥ 6,705 より 3 中古品の出品
¥ 6,790 より 1 新品
をい、ちょっと待て。中古品の¥6,705もひどいが、なんで新品が¥6,790もするんだよ。
いうまでもなく、この目次を含めれば1100ページを超えるやたら分厚い本は、しかしながら定価: 3,889円+税であり、税込みで4,200円なんですから、こんな中間搾取は信じられませんね。
新品未読品です。希少品等の理由につき、定価以上での販売価格とさせて頂いております。
などと言っていますが、嘘です。希少品でも何でもありません。他のインターネット書店では(e-honでも、Honyaでも、 楽天でも、セブンネットでも)みんな当たり前に定価販売していますし、JILPTには在庫が積まれています。足りなくなれば増刷します(したい)。
どういう仕掛けでこういう得体のしれない事態になっているのかよくわかりませんが、なんにせよこの本は、絶対にAmazonでは買わないようにしてください。
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