日中韓の北東アジア労働フォーラム@青島
昨日(11月2日)に、中国の青島で、日中韓の労働研究機関による北東アジア労働フォーラムがあり、「新しい就業形態:労働規制及び権利利益保障」をテーマに報告とディスカッションがおこなわれました。
この問題、最近は特に中国の労働研究者がたいへん熱心で、昨年6月に明治大学で開かれた日中雇用労使関係シンポジウムでも、日本側に比べて中国側が軒並みみんなプラットフォーム労働を取り上げていたことは本ブログでも紹介しましたが、今回も中国側のテーマ設定がプラットフォーム労働に焦点を当てたもので、やや広く雇用類似の働き方をとらえようとする日本側と若干のスタンスの違いが感じられたところでした。
フォーラム以外では、青島というかつてドイツの租借地としてドイツの雰囲気が漂う街を経験したのも得難い経験でした。青島ビールはあまりにも有名ですが、山東料理は日本ではあまり知られていませんが、海鮮を主としたその料理は誠に絶妙の極で、長く記憶に残る味でした。
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