日本労働法学会@早稲田第2日
昨日の個別報告とワークショップと懇親会で精力を使い果たした人が多かったのか、肝心の今日の大シンポジウムは若干空席が目立つ感じでしたが、労働法と知的財産法の交錯というテーマにしり込みした人も多かったためかもしれません。
私も正直、知らないことが多すぎ、話に追いついていけない点が多々ありましたが、まあでも、そういう分野の話を必死に聴くのも惚け始めた頭の訓練には有用かもしれません。
あと、大木さんから紹介のあった早稲田歴史館なるところを覗くと、確かに大隈重信の演説の声が流れてきます。
また、大山郁夫の企画展をやっていて、これがなかなか面白かった。早稲田大学教授に就任してすぐに早稲田騒動で大阪朝日新聞の記者になるも、例の白虹事件で退社して早稲田に復帰しますが、やがて労働農民党の委員長に就任して問題になり早稲田を辞職、衆議院選挙に立候補して落選し、ついにアメリカに亡命します。そして戦後になって帰国し、三たび早稲田大学教授になるという、すごい波乱万丈の人生です。早稲田の学生も知らない人が多いのではないかな。ちょっと覗いてみることをお勧めします。
https://www.waseda.jp/culture/archives/news/2018/09/04/2962/
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