第135回日本労働法学会
再来週の土日、早稲田大学で日本労働法学会があります。年1回で土日開催になって初めてなので勝手が分かりませんが、土曜夜の懇親会が最大のイベントであることに変わりはないのでしょう。
https://www.rougaku.jp/contents-taikai/135taikai.html
土曜日は個別報告と新しいワークショップというもので、
<1日目・土曜日>
- 受付開始 11:15〜
- 個別報告 12:00〜13:00
- 第一会場
- テーマ「公務員の法的地位に関する日独比較法研究」
報告者:早津 裕貴(名古屋大学)- 第二会場
- テーマ「フランスの企業再構築にかかる法システムの現代的展開」
報告者:細川 良(労働政策研究・研修機構)- 第三会場
- テーマ「アメリカにおける労働組合活動に対する憲法的保護の歴史的変遷――市民団体との比較から」
報告者:藤木 貴史(一橋大学大学院)
- ワークショップ 第1部13:20~15:20 第1部15:40~17:40
- 第一会場
- テーマ「フランスの労働法改革」
司会:矢野 昌浩(名古屋大学)
報告者:小山 敬晴(大分大学- テーマ「結社の自由について改めて考える ―東アジア諸国における「結社の自由」の法制・実態を踏まえて」
司会:香川 孝三(神戸大学名誉教授)
報告者:藤川 久昭(弁護士)- 第二会場
- テーマ「「同一労働同一賃金」の立法政策」
司会:村中 孝史(京都大学)
報告者:島田 裕子(京都大学)- テーマ「「労働時間法」をどのように構想するか? -「労働時間」の法規制の過去と現在、そして未来を考える」
司会:唐津 博(中央大学)
報告者:長谷川 聡(専修大学), 北岡大介(社会保険労務士)- 第三会場
- テーマ「LGBTと労働法の理論的課題 ―トランスジェンダーを中心に―」
司会:名古 道功(金沢大学)
報告者:内藤 忍(労働政策研究・研修機構),濵畑 芳和(立正大学)- テーマ「山梨県民最高裁判決の意義と射程範囲 ―労働契約関係における労働者の同意」
司会:水口 洋介(弁護士),石井 妙子(弁護士)
報告者:鴨田 哲郎(弁護士),木下 潮音(弁護士)
コメンテーター:1名(研究者予定)- 懇親会 18:00~20:00
JILPTの細川さんの個別報告は、彼が毎年フランスに行って調べてきている激動する現代フランス労働法制の一端ですが、日本との比較という観点からもとても面白いと思います。
ワークショップはどれを見に行くか迷ってます。
日曜日の大シンポは、知財法です。
<2日目・日曜日>
- 受付開始 8:45〜
- 大シンポジウム報告 9:30~12:00
統一テーマ:「労働法と知的財産法の交錯 ――労働関係における知的財産の法的規律の研究――」
- 報告:
- 開催校挨拶・総会(学会奨励賞審査結果報告) 12:00~12:20
- 休憩・昼食 12:20~13:00
- 総会(学会奨励賞審査結果報告以外の議題) 13:00~13:30
- 特別講演 13:35~14:25
- 菊池高志会員(九州大学名誉教授)
「労働法「学」の立ち位置を考える」- 大シンポジウム報告・討論 14:30~18:30
- 報告:
あまり勉強してない分野ですが、たぶんとても重要なはず。
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