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『ビジネス・レーバー・トレンド』8月号

201808_09一方、『ビジネス・レーバー・トレンド』の8月号は「福利厚生のトレンド」が特集ですが、

http://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2018/08_09/index.html

実は、いちばん興味深かったのは、<連載> 賃金・人事処遇制度と運用実態をめぐる新たな潮流(第30回)のJP労組の記事でした。

日本郵政といえば、例の同一労働同一賃金で幾つも裁判になったりしていて、それを是正していかなければいかないという要請があり、その中で、

・・・「よりシンプルな給与・手当制度への再構築が必要であり、時代の変化等に合わせた見直しも必要になる」また、そういう判断により「現在の処遇が損なわれる可能性も想定された」

そこで、責任のない学者や評論家であれば、非正規を引き上げて是正すべきで、正規を下げるのは不可、と言っていれば済むかも知れませんが、現場の労働組合はそういうわけにもいかない。

・・・「処遇の引き下げを易々と受入れたわけではない。非正規雇用社員の処遇改善を追求していくことはいうまでもないが、正社員の処遇を引き下げて同一労働同一賃金を実現しようと意図するわけがない」と強調。その上で、「ただし、厳しい事業環境に置かれている状況から、全ての処遇を引き上げてバランスを図るのは困難と言わざるを得ない。仮に一つ一つの手当をそのような形で引き上げていけば、基本的な処遇を引き下げなければならない状況が生じかねない」とも述べた。

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