欧州労連と連合のEPAに関する共同声明
現時点ではまだ連合のHPにアップされていないようですが、欧州労連(ETUC)の方にはアップされています。
https://www.etuc.org/sites/default/files/document/file/2018-07/Joint%20ETUC-RENGO%20Statement%20-%20Japanese%20version.pdf(日本・EU経済連携協定交渉に対する連合・ETUC共同声明)
文句を言っている部分は以下の通り。
・・・連合とETUCは、交渉における透明性の確保と社会的パートナーの関与について一貫して要求してきた。我々は、再三要求してきた効果的な労働監督に関する規定が最終合意書に組み込まれなかったことに対し、共に懸念する。我々はまた、ILO中核8条約のうち、強制労働の廃止に関する105 号条約および差別待遇(雇用・職業)に関する111 号条約を日本が未だに批准していないことを憂慮している。我々は、日本における2つの条約の早期批准と、EPAのすべての締約国が最新の国際労働基準を十分に尊重し、履行することを求める。
連合とETUCは引き続き、本協定のモニタリング(監視)に携わるとともに、このEPAによって労働者の権利と労働者保護が担保されるよう、欧州委員会、EU加盟国、日本政府に強く求める。
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