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2018年6月19日 (火)

『情報労連REPORT』6月号

De7izynuwaaixni『情報労連REPORT』6月号をお送りいただきました.特集は「ハラスメントのない職場へ」です。

http://ictj-report.joho.or.jp/special/

男女平等参画社会の実現へ ハラスメントなき社会を実現しよう 野田 三七生情報労連中央執行委員長

相手は嫌でもにっこり笑っている セクハラの本質を知ろう 牟田 和恵大阪大学教授

[覆面座談会]職場のセクハラの実態は?「それセクハラですよ」と言えない女性社員のホンネ 

「いじり」が社員を苦しめる 背景にある職場の「モノカルチャー」 中野 円佳フリージャーナリスト

女性議員の比率が上がれば 多様な声が身近な暮らしに反映される 竹井 ようこ小平市議会議員

「#MeToo」から「#WeToo」へ ハラスメントのある社会の一員でいいですか? 大澤 祥子一般社団法人 ちゃぶ台返し女子アクション代表理事/#WeTooオーガナイザー

「男の絆」から生まれるセクハラ  「ホモソーシャル」を知っていますか 前川 直哉福島大学総合教育研究センター 特任准教授

セクハラ相談担当者が知っておきたい 相談対応のポイント 新村 響子弁護士

セクハラ対策の次の展開は? セクハラ禁止規定と行政救済機関の創設を 内藤 忍独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)労使関係部門 副主任研究員

ハラスメント法制大転換の千載一遇のチャンス 世論のうねりがカギに 井上 久美枝連合  総合男女・雇用平等局 総合局長

覆面座談会の冒頭にこういう経験談が語られます。

─セクハラを受けたことはありますか。

A あります。新入社員の時です。当時はよくわかっていませんでしたが、振り返ってみたらセクハラでした。男性上司が、若い女性だけを飲み会に誘っていました。当時はかわいがってもらっているという認識でした。でも、そのうち旅行に行こうという話になり、数人と一緒に行ったら、「一緒にお風呂に入ろう」とかいろいろ言われて。・・・

B 私もあります。20年くらい前ですが、会社の宴会の時です。若い女性にミニスカートを履かせ、お酌をさせてホステス状態。当時はセクハラという言葉が広がり始めて、その会社でも研修を受けていたのに。社長の食事会に、胸の大きい子だけが呼ばれるとか、あからさまなのもありました。・・・

最後の井上さんのインタビューでは、「ハラスメント法制大転換の千載一遇のチャンス」とまで言っているのは、先日ここでも書いたように、ちょうど今年と来年でILOで職場の暴力とハラスメントの条約が作られ、日本でも労政審で議論が進められる予定になっているからです。

・・・このように来年6月に向けて、ハラスメントに関する国内法と国際的な条約の議論が同時並行的に行われます。ハラスメント法制を大転換させるまさに千載一遇のチャンスです。来年6月のILO総会でハラスメントに関する条約が採択されれば、日本の法整備にも大きく影響します。条約採択に向けて、日本の政労使が前向きな投票行動を行うためには、世論の動向がカギとなります。連合としてはホームページでILO条約に関する特設ページをつくるなどして、情報発信を強化していきます。「#MeToo」運動などの国際的な潮流と連帯し、大きなうねりにしていきましょう。

で、特集とは別の連載で、常見陽平さんがしっかりと昔のハラスメントの話をしています。

http://ictj-report.joho.or.jp/201806/tsunemi.html(ハラスメントと組織 「昔はそれくらいあった」を超えて)

・・・さらりと昔話を書いてきたが、面白おかしく語っているつもりはまったくない。特に会社における宴会芸は、自分がする(させられる)側だったわけだが、その芸を見て傷付いた女性社員などがいるだけでなく、やっている自分もつらかった。猛烈に忙しく働きながら、業務の合間を縫って芸の練習をし、さらには職場の仲間に半裸をさらし熱演しなくてはならないのである。周りの先輩、上司からも同情の声があった。店も迷惑だっただろう。芸をさせられた私や同僚は、加害者にさせられた上、被害者でもあったのではないか。

ハラスメントについて個人の不祥事という文脈の報道が多いと感じるが、組織の問題としても捉えたい。誰もが面白くない思いをする連鎖を断ち切るにはどうすればいいかを考えたい。労働者の人権後進国からいかに脱するかを考えよう。

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