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2018年2月26日 (月)

大内伸哉『最新重要判例200[労働法] <第5版>』

351900大内伸哉さんよりまたまた『最新重要判例200[労働法] <第5版>』(弘文堂)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

http://www.koubundou.co.jp/book/b351900.html

膨大な判例の中から新しいものを中心に一貫した視点で重要判例を選び、すべてを1人で解説することにより統一的に理解できる判例ガイド。判旨の要点がひと目でわかるよう2色刷りにし、コンパクトな解説で読者の学習に配慮した判例解説の決定版です。
 第5版では、現在の労働法を理解するうえで必要かつ十分な判例を厳選して読者に届けるという当初の目標を再確認し厳選した結果、8判例を削除し、新判例7件を追加して、200判例を収録しています。新しい判例をフォローすることで判例動向も理解できます。
 法学部生をはじめ、各種国家試験受験生、社労士、企業の人事・労務担当者に最適の1冊です。

これもほぼ2年間隔で着実に改訂されてきており、大内さんの生産性の高さがこちらでも炸裂しています。

さて、気になる新規参入判例ですが、

最高裁判決の福原学園、庚心会、行橋労基署長、高裁判決の長澤運輸、ハマキョウレクスにトヨタ自動車です。長澤とハマキョウはみんなが最高裁判決を息を詰めて待っている状態ですが、この時点では高裁判決を載せるしかないでしょう。トヨタ自動車は定年後の処遇に関する事件で、私も英文誌で評釈しましたが、上告してないので確定しているとはいえ、かなり問題のある判決です。

http://www.jil.go.jp/english/jli/documents/2017/001-05.pdf

あと、第4版で落とされたいよぎんが今回復活を遂げたのも、かつてジュリストで評釈した私からすると感慨があります。

落ちた判決の中には三菱樹脂や日立メディコといった有名どころもあり、こちらも感慨無量?

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