だめな会社はさっさと潰すのも社会貢献
例のはれのひの振り袖トンズラ事件自体については、特にコメントすることもなかろうと思っていたのですが、やはり労働問題に関わってきたようです。
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180112/0006084.html
成人の日に横浜市の会社と契約した振り袖が届かず晴れ着を着られない新成人が相次いだ問題で、去年の夏以降、この会社の従業員から賃金の未払いを訴える相談などが労働基準監督署に寄せられ、監督署が改善を求め是正勧告を行っていたことがわかりました。・・・
関係者によりますと、去年8月、労働基準監督署に「はれのひ」の従業員への賃金の未払いが起きているという情報が匿名で寄せられ、11月には従業員から「賃金が数か月、支払われていない」と相談があったことがわかりました。
監督署は会社側に事実関係を確認し、改善するよう複数回にわたって是正勧告を行ってきたということです。
一方で、この会社は賃金未払いの指導を受けている間も求人を続けていて、八王子市の店舗では去年11月から、横浜市の店舗では去年12月から、ハローワークを通じてそれぞれ正社員を3人ずつ募集していました。
しかしハローワークは、会社と連絡が取れないことから募集を止めたということです。・・・
確か福岡では、経営者がトンズラしたにもかかわらず従業員がお客に一生懸命対応していたと美談よろしく報じられていましたが、いやいやこんな会社がずるずると生き延びていたこと自体が間違っているやろ、という感じですね。
ダメな会社はさっさと潰した方が社会貢献になるということかもしれません。
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経営者の方は「社員が路頭に迷う」と言いますが、
会社都合で辞められたほうが従業員はなんぼか楽なわけです。
雇用保険の面からも、次の就職で離職理由を説明するときでも。
投稿: Dursan | 2018年1月12日 (金) 18時39分