座談会「AIの活用と今後の労務管理上の課題」@『労務事情』1月1/15日号
『労務事情』1月1/15日号が届きました。新年恒例の合併号では、座談会「AIの活用と今後の労務管理上の課題」が注目です。
https://www.e-sanro.net/magazine_jinji/romujijo/b20180101.html
[座談会]AI の活用と今後の労務管理上の課題
労働政策研究・研修機構 研究所長 濱口桂一郎/
株式会社FRONTEO コミュニケーションズ 取締役 山岸建太郎/
情報産業労働組合連合会 中央執行委員 松岡康司/
TMI 総合法律事務所 弁護士 柴野相雄
この座談会、わたくしがファシリテーター(要は司会)を務め、人事労務管理に係るAIのビジネスをされている山岸建太郎さん、情報労連の松岡康司さん、弁護士の柴野相雄さんの3人が大変突っ込んだ議論を闘わせておりまして、これはもう是非読むしかないという座談会になっております。
目次を挙げておきますと、
Ⅰ 人事労務領域でのAIの活用
1 人事労務領域での活用範囲
2 AI活用の二面性
Ⅱ AIに取り込むデータに関わる問題
1 AIのデータはだれのものか
2 AIによる解析の客観性
3 個人データの使途
Ⅲ 個人データの収集に関わる問題
1 モニタリングの是非
2 つながらない権利
Ⅳ 人事労務領域以外でのAIの活用
1 職場への浸透状況
2 AIの法的責任
3 AIが雇用に与える影響
Ⅴ 今後の展望
なお、座談会とは別に連載として、「気になる数字」は「業務中に悪質クレームに遭遇73.9%」です。これは例のUAゼンセンの調査結果を取り上げたものです。ハラスメントの問題を取り上げる際には、やはりこのお客様によるハラスメントの問題を含めて議論して欲しいですね。
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