『HRmics』28号
海老原さんちのニッチモの『HRmics』28号をお送りいただきました。今回の特集記事は「本当に、AIによる雇用代替は起きるのか?」。ほんとにいつも旬の話題を見事に取り上げてきますね。
http://www.nitchmo.biz/hrmics_28/_SWF_Window.html
こういう構成ですが、
1章 しっかり振り返ろう、AIの現実
§1.ただいま人工知能は3回目のブーム
§2.「AIで仕事はなくなる」論の研究価値
2章 科学者と実務者をつなぎ、未来を考える
§1. 事務作業の未来
§2.流通サービス業の未来
§3. 営業職の未来
3章 AIディストピア論を冷静に読み解く
§1. 労働経済学者が見たAI論議の実相
第2章に出てくるのは今を時めくAI経済学者の井上智洋さん、第3章には労働経済学者の山本勲さんというラインナップ。この二人は例によってそれぞれ東京と大阪でのHRmicsレビューにも登場するということです。
ちなみに、井上智洋さんが最近出した対談本『人工知能は資本主義を終焉させるか 経済的特異点と社会的特異点 』(PHP新書)の対談相手の人の名前がこんな記事に出てきてびっくりです。この本は、「ほんまかいな、ほうかいな」の連続でしたが・・・。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171205/k10011246741000.html
あと、例によってわたくしの連載「原典回帰」は、イギリスにもどって、G.D.H.コールの『労働者 その新しい地位と役割』です。いやあ、今時G.D.H.コールですかという声が聞こえてきそうですが、この本、ほとんど知られていませんが、実はとても面白いんです。
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