『月刊連合』11月号
この間政治の動きでもみくちゃになった連合ですが、『月刊連合』11月号は「連合第15回定期大会 次の飛躍へ 確かな一歩を」が特集です。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/shuppan/teiki/gekkanrengo/backnumber/new.html
まあそもそも、なんで労働組合に否定的な発言の絶えない政党のために一生懸命選挙運動するのかと素人目には不思議に見えるわけですが、そこはいろいろいきさつがあって・・・ということになるわけでしょう。
今号の記事で目にとまったのは、逢見会長代行によ「2018−2019年度運動方針提起」の最後のパラグラフです。
・・・結成30年を迎えるに当たって、「歴史から学ぶ」環境整備も進めたい。連合運動30年で蓄積された運動の記録を収集・整理し、「労働歴史館」設置や連合運動の歴史教育体制の構築も視野に入れつつ、資料室に労働運動アーカイブを構築する。
ほぉ、歴史に学ぶ、と。連合30年と言わず、日本の労働運動の歴史資料は今こそ真面目に収集整理しておかないと、どんどん散逸してしまいかねませんからね。「労働歴史館」を設置するとは大きな話ですが、妙な政党政治に巻き込まれるよりははるかに重要な課題だと思います。
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