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2017年10月20日 (金)

丹下一男『担当者必携 障害者雇用入門』

10181642_59e705dfbfb04同じく経団連出版の讃井暢子さんよりいただいたのが、丹下一男『担当者必携 障害者雇用入門-雇用のプロセスから法的構成まで』です。

http://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/public/book/index.php?mode=show&seq=480&fl=

企業の障害者雇用担当者の多くが、自身の仕事にやりがいを感じている一方で、受け入れ方や労務管理などに戸惑い、また障害者雇用の意義や社会的要請、雇用の現状にいたる歴史的な歩みなどへの理解が不十分なことに困惑しながら、手探りで業務をこなしています。

本書は、企業が障害者雇用を進めるにあたり、経営サイドから長年にわたりアドバイスをしてきた筆者が、障害者雇用の積極的な取り組みから、障害者雇用促進法の成り立ちなどまでを広く紹介するものです。

2018年4月からは、精神障害者が雇用義務に含まれることとなり、法定雇用率の算定基礎に精神障害者が加わります。また民間企業では障害者を雇用しなければならない従業員の規模も45.5人以上に変わります。

あらためて障害者雇用への理解を深めるための1冊です。

これも実務書とはいえ、なかなか「熱い」本です。どう熱いかというと、冒頭の「第1章 障害者の位置づけ」に、「人類史の中の障害者」「受容された障害者」「世界大戦で進展した障害者施策」等々と、すごいそもそも論から説き起こしているんですね。

もちろん、実務書としての障害者雇用のやり方に関する記述も明晰です。

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