フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 雇用類似の働き方に関する検討会 | トップページ | 丹下一男『担当者必携 障害者雇用入門』 »

2017年10月19日 (木)

経団連事業サービス人事賃金センター『本気の「脱年功」人事賃金制度』

41s0dnlzyhl_sx350_bo1204203200_ 例によって、経団連出版の讃井暢子さんより、経団連事業サービス人事賃金センター『本気の「脱年功」人事賃金制度-職務給・役割給・職能給の再構築』をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

http://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/public/book/index.php?mode=show&seq=478&fl=

少子高齢化が急速に進行する中、人事賃金制度は年功型から仕事・役割・貢献度を基軸とした制度へと大きく見直しが進んでいます。しかしながら本気で年功型から脱するためには、「仕事」や「役割」の複雑度・困難度・責任度をきちんと調査し、それを基にした人事制度と賃金制度の構築が不可欠です。

 本書では人事制度として職務等級制度、役割等級制度、職能資格制度の設計方法や職務分析・評価/職務調査の手法例を、また賃金制度として職務形態別のモデル類型を紹介します。

という実務書なんですが、「はしがき」の言葉がなかなか激しくて、熱っぽいです。

・・・そのため、このような仕事の分析・調査の労力を嫌って同分析・調査を行わず、形だけの職務等級制度や役割等級制度、職能資格制度を作ろうと試みる企業も多かった。実際に、特に職能資格制度を導入したほとんどの企業では仕事の調査を実施せず、抽象的な基準による職能資格制度を導入した。そのため具体的な職務を遂行する能力を評価できず、結果として年功的な運用に基づく、職能資格制度とは名ばかりの年功型人事制度になってしまった。したがって、本気で脱年功の人事制度を策定・運用するためには、どうしても実際の仕事を何らかの方法で調査、評価し、それに基づき人事制度を構築する必要がある。それなしには脱年功は不可能といってもよい。・・・・・

« 雇用類似の働き方に関する検討会 | トップページ | 丹下一男『担当者必携 障害者雇用入門』 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 雇用類似の働き方に関する検討会 | トップページ | 丹下一男『担当者必携 障害者雇用入門』 »