長野県が勤務間インターバル制
既に各紙で報じられていますが、長野県が休息時間制度、いわゆる勤務間インターバル制を試行実施するとのことです。
http://www.pref.nagano.lg.jp/jinji/0921press.html
県庁において「勤務間インターバル制」の試行を実施します
県では、働き方改革による総労働時間の短縮や職員のワークライフバランスの推進に取り組んでいます。
この一環で、職員が十分な生活時間や睡眠時間を確保し、健康を維持しながら生産性の高い働き方を可能とするため、仕事を終えてから次に働き始めるまでの休息時間(インターバル)を一定時間確保する新たな視点からの取組「勤務間インターバル制」を試行します。
1 実施期間・所属
○ 平成29年10月2日(月)から12月28日(木)までの3ヶ月間
○ 県警本部を除く本庁所属(知事部局、教育委員会、企業局等)において実施[対象約1,800人]
(本庁試行の状況を踏まえて現地機関の試行を検討)
2 実施内容
○ 災害などの臨時業務を除き、休息時間は最低でも11時間を確保します。
○ やむを得ず21時30分以降の時間外勤務を行う場合は、原則遅出勤務を実施します。
※遅出勤務:X勤務(9:00~17:45)、Y勤務(9:30~18:15)、Z勤務(10:00~18:45)を活用
10時の勤務開始が再遅であることから、11時間前である23時以降の時間外勤務は原則NG
○ 試行の状況等を踏まえ、試行後の対応について検討します。
※行政サービスが低下しないよう執務時間(8:30~17:15)や窓口の開設時間は変更しません。
突然の解散風で、今年中の労働時間設定改善法改正による努力義務の規定はちょっと先に伸びたようですが、いずれにしても世間の気運の醸成という意味では、こういう地方自治体の試みはもっとあっていいと思います。
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