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2017年9月22日 (金)

全基連メルマガで労働基準監督官を描いた実録風小説「気迫の31DAYS」が連載

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全国労働基準関係団体連合会(全基連)のメルマガで、労働基準監督官を描いた実録風小説「気迫の31DAYS」が連載されるそうです。

その連載のお知らせに曰く:

不慮の事故で両親を失い、支え合って生きてきた妹真理を心配する姉恵理からの「真理は7時には出勤、毎日終電帰りで休日も出勤し、この6か月間に体調を壊した日を含め3日しか休めていない」旨のSOSの手紙を受けて、若井第一方面主任労働基準監督官、労働基準監督官遥、同浦口五郎は異例の3人という陣容で定期監督を装って10月5日に(株)JOCを臨検監督した。しかし、呈示を求めた書類上は、残業時間、休日出勤や割増賃金のいずれにも、不審な点はなく格別の問題は発見されなかった。
恵理からの手紙との違いに怪しいと踏んだ3人は、当然、それで引き下がったわけではなく、翌日からJOC本社への深夜に及ぶ張り込みを交替で始めた。そして、10月10日(日)の夕刻、翌日の面談に備えて恵理と連絡を取ろうと姉妹の自宅に掛けた遥の電話に応対したのは所轄警察署の既知の須崎係長だった。
「こちらのお嬢さんが亡くなっていてどうも自殺らしいんですが?」
「自殺?」
「ええ、お姉さんが帰宅してみると書置きがあったと。」
「書置き?」
「ええ、『お姉さん、ごめんなさい。父さんや母さんに会いたい』とだけ!」
「お姉さんは?」
「それが・・・妹は会社に殺されたというだけで要領を得ないのですよ。」
「須崎さん、その話はこちらも情報を持っています。後で、情報交換しましょう。妹さんはどんな状況でしょうか?」
「ええ、風呂場でのリストカットです。お姉さんは泣くばかりで何を聞いても同じことを繰り返すだけなんです。」

その日のうちに、過特(かとく)を総動員して所轄労働局に捜査本部を設置するとともに、深夜の内定を継続することが決定された。
被疑会社へのガサ(強制捜索)、被疑者企画課長・参考人の取調べの状況やマスコミ対応、所轄労働局や厚生労働本省の動きなどが時を追って臨場感あふれるタッチで小説は進みます。
感働きの鋭い園田署長の指揮の下、呻吟しながら捜査を進める監督官とそれぞれの思いに、行きつけの藍染め暖簾の「おふくろ」では見目麗しい労働局長との触れ合いなどを織り込みながら、11月5日(金)に書類送検するまでを描いたドキュメンタリー風小説「気迫の31DAYS」の連載が始まります。ご期待ください。

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