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2017年8月22日 (火)

圭一郎じゃなくて桂一郎です

9784788515314_2 小熊英二さんの大著『誰が何を論じているのか』(新曜社)の、冒頭の第1章で拙論を取り上げていただいているのはありがたいのですが、

http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1531-4.htm

1「政治の対立軸」はいかにして可能か 

 ―経済政策と労働改革

宇野重規 飯田泰之

細野豪志 濱口圭一郎

私の名前が「圭一郎」になっています。この版元のサイト上も、本そのものの目次も、第1章で実際に拙論を批評していただいているところも、全部「圭一郎」なので、これはおそらく小熊さんの脳内ではわたしは「圭一郎」と刻み込まれてしまっているんでしょう。

まあ、それは仕方がないのですが、普通そういう場合、編集の方が気がつくのではないかと思われますが、まあ、新曜社の方には、「圭一郎」でも「桂一郎」でも変わりはなかったようです。

ちなみに、目次から労働関係の論者の名前を拾うと、木下武男,五十嵐泰正,海老原嗣生,浅見和彦,神林龍といった方々が取り上げられています。

わたくしがどう批評されているかは、本書の該当部分を見てください。飯田泰之さんや竹中平蔵氏をからかうような書き方があまり小熊さんのお気に召さなかったようです。

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コメント

残暑厳しい昼下がり、例の如く日本橋丸善書店でぶらっと手に取って該当箇所を読んでみました。うーむ…、批評対象の当のテキスト(「世界」?)自体を読んでないのでよく分かりませんが、その論文の内容そのものというよりは書きぶりのスタイルというかベーストーンに対する個人的な批評(つまり好き嫌い)を小難しく(かつ少々嫌らしく)表明されているのかな、と思いました。Hamachan先生の漢字の誤りは、個人的には全く気になりませんでした(申し訳ありません…)。

それにしてもこの本、小さめのフォントのせいもあってか、もの凄い分量と領域からなる批評集ですね。(全てのテキストを読んだ上で)書く方ももちろん大変でしょうが、それに付き合わされる読者もこれまた大変というかかなりの物好き(批評フェチ⁉︎)というか…。まあ、編集者が誤字に気がつかない理由も分からないでもありません。きっと編集者(出版社)がコントロールできる適切な容量を超えているということなのでしょうね。

もちろん、私自身は興味ある雇用労働関係のページしか目を通してませんので、悪しからず…。

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