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2017年8月 7日 (月)

OECD『図表でみる世界の社会問題4』

308604OECD編著、高木郁朗監訳、麻生裕子訳『図表でみる世界の社会問題4 OECD社会政策指標 貧困・不平等・社会的排除の国際比較』(明石書店)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

http://www.akashi.co.jp/book/b308604.html

確か、『図表でみる世界の社会問3』のときにも書いたと思うんですが、この邦語版第4版はもとのOECDの『Society at a Glance』の第7版、2014年版の翻訳なんですが、既に原語版では第8版、2016年版が出ているのですよね。

データ集ということで、OECDでも1年おきに出しているものなので、できるだけ間をおかずに翻訳を出すようにした方が良いのではないかと、いやこれは明石書店のOECDの翻訳の仕事をした経験もあるので、むしろ編集者に向けてなんですが、一言余計なことを。

人口と家族の特徴、就業と失業、貧困と不平等、社会・保健医療支出、仕事と生活の満足度など、幅広い分野にわたる社会指標をもとにOECD諸国の社会の姿を概観する。冒頭の特集章では、2008/09年の経済危機とその後の社会への影響について考察する。

ただまあ、監訳者あとがきでもいわれているように、この版の特徴は、第1章で例の経済危機とその後の社会政策のあり方が丹念に分析されていることで、その意味からはこれは訳されるべき価値があったことは間違いありません。

第1章 危機とその後:社会と社会政策についての「安全性審査」
 はじめに
  ○コラム1.1 本章における社会指標と経済指標について
 第1節 経済危機の進展のなかでの社会的結果
  ○コラム1.2 主要な新興経済国は再分配を強化する努力をつづけている
 第2節 今日までの社会政策的対応
  ○コラム1.3 財政調整、不平等と成長:進行中で変化する論争
 第3節 社会政策は危機へのより大きな強さを生みだすか?
 付録1.A1 図1.8での諸国のグループ分けにあたって使用した方法

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