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2017年7月16日 (日)

「追い風」さんの拙著書評

Img_752f5d874047328e26f434ce08fbda5 「追い風」さんの「順風Essays Sequel」というブログで、拙著『働く女子の運命』への書評がされています。

http://oikaze.hatenablog.jp/entry/books-201707#働く女子の運命結婚と家族のこれから

学生時代、労働・社会法分野は将来最も重要になると考え、興味を持ち続けてきた。実際にそのとおり「働き方改革」など課題の中心となっているが、私が仕事としてこれらの問題に関わることができていないのは少し残念に思っている。もっとも、学生時代は直接的に自分自身に降りかかる問題ではなかったが、現在は家庭を築いていく上でまさに直面しているところであり、自分自身の問題として考えていくために購入した。

「自分自身の問題」と言われていますが、それに続いて書かれているのは追い風さんのお母様の話です。

戦前から時代の流れを追っていく部分では、10年ほど銀行勤めをし、過労で入院もしてそれでも働けないか病院までお願いが来たといった逸話のある私の母が、男性に較べて待遇が上がらないことを不満だったと話していたこととオーバーラップしてきた。私は男性であるが、女性と同様に家事を行って生活を組み立てていくのを理想としているところ、限界がどこで来るのか、具体化して解決していくことができないか考えている。最後の「マミートラックこそノーマルトラック」という考え方に大きく賛成するところではあるが、日本人の道徳・倫理にも関わる部分であり、現場で摩擦なく進むことは難しそうだ。

このお母様がおいくつくらいの方なのか、言い換えれば、なくてはならないくらいの仕事をさせながら銀行が差別的扱いをしていたのがいつ頃のことなのか、よくわかりませんが、こういう風に、世代ごとに異なる記憶をもたらせるのが、この分野なのですね。

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