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2017年7月24日 (月)

北岡大介『「働き方改革」まるわかり』

113793 もと監督官の社労士北岡大介さんから『「働き方改革」まるわかり』(日経文庫)をお送りいただきました。ありがとうございます。

http://www.nikkeibook.com/book_detail/11379/

●17年秋には「働き方関連法」が成立する見込み。関連する法律の成立・実施をにらみ、企業の取り組みも性急になっています。各地で労務担当者を対象にした研修がさかんに実施されるなど、「今から何をすればよいか」の具体的情報がいま求められています。

●本書では、そういった疑問に答えるべく、企業の労務リスクに向き合ってきた社労士が執筆。仕事に関する時間の概念を明らかにするとともに、現在審議されている法案や考え方の方向性を示しながら、「残業させない」「しっかり休暇をとらせる」施策を解説します。「自主的な勉強会は労働時間なのか」「ダラダラ残業を防ぐには?」「労基署の動きはどうなっている?」など具体的な例を出しながら説明します。パート・派遣社員を含めて多様な働き方をする従業員が増える中、人事・労務担当者、もしくは職場のマネジャー、リーダーが知るべき内容です。

●著者の北岡氏は、元労働基準監督官で現在は社会保険労務士。政府の動き、企業の取り組みの両面をにらんで解説します。

いやあ、素早い、というか、抜け目ない、というか、3月末に働き方改革実行計画が策定されてすぐに執筆を始めたのでしょう。下記の通り、ひととおり気を配っておくべきことをまんべんなく取り上げた上に、労働の未来噺にまで及んでいます。

第1章 働き方改革の背景――なぜ、いま必要なのか?

第2章 「労働時間」をどう見るか

第3章 多様な労働時間制度と健康障害防止対策

第4章 働かせ方、働き方改革の進め方

第5章 働かせ方トラブル時の紛争解決制度

終 章 労働の未来と働き方改革

第4章では、ダラダラ残業防止対策としてこんな規定を提示したりしています。

第○条 従業員は、勤務にあたり、次の事項を遵守しなければならない。

1 会社の許可なく就業時刻後職場その他の会社施設に滞留してはならない。

2 会社構内、または施設内において会社の許可なく業務と関係のない活動を行わない。

3 勤務に関する手続き、その他の届け出を怠り、または偽ってはならない。

4 職場において、電話、電子メール、パソコン等を私的に使用しないこと。

終章の労働の未来噺では、先日のJILPTとILOの労働政策フォーラムまで出てきています。

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