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2017年7月21日 (金)

矛盾の『解決』

森直人さんのブログ「もどきの部屋 education, sociology, history」に、「矛盾の『解決』」というエントリがアップされているのですが、

http://d.hatena.ne.jp/morinaoto/20170719/p1

なんだか、私の「「生活」と「能力」のアポリア」が、若干語り口を変えて延々と引かれているのですが、あれ?森さんどうしたんだろう?と思って読み進んでいくと、ようやく

「制度を構想、設計し、再編する」というときに、私たちはつい複数の理念・正義のあいだの「矛盾」を「解消」してしまおうと発想する。あるべき望ましい未来設計に「矛盾」などあってはならないのだと。優等生の発想だ。そうではなく、「矛盾」に定位するのだというときに、今度はそれを「敵対」する理念・正義のあいだの「闘争」関係とのみとらえてしまう思考法へとあまりに容易に裏返る。反逆者然とはしているものの、これもまた裏返しの優等生にすぎない。
そのいずれでもなく、矛盾と対峙する。矛盾の「解決」は、解消であってはならない(解消などできないのだから)。矛盾を解消するのではなく、保持しつづけること、そして「発展」させること。

と、森さんの言葉が出てきて、ああ、これが言いたかったんだ、と。

そして、そこから終戦直後の教育刷新審議会における技能連携制度の議論とつなげていくわけですが、それはともかく、私の議論をこういう風に他分野に応用可能な一般論的に読んでいただいたのは、多分森さんが初めてのような気がします。

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