二宮誠『「オルグ」の鬼』
二宮誠さんから『「オルグ」の鬼』(講談社α文庫)をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062817158
新刊書ですが、中身は2年半前に出た『労働組合のレシピ』の加筆修正版です。
なので、その時の本ブログの紹介を引用しておきます。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-71e8.html(二宮誠『労働組合のレシピ』)
二宮誠さんより『労働組合のレシピ』(メディア・ミル)をお送りいただきました。伝説のオルグ二宮さんの一代記です。
中身の大部分は、オーラルヒストリーで語られたことですが、いろんな方々との対談も収録され、また最後のところで、二宮さんの労働組合論が骨太に語られており、改めて読んで感動できる本です。
ということで、その中身はさらに二宮さんのオーラルヒストリーで語られたことに遡ります。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-e847.html(『二宮誠オーラルヒストリー』)
二宮誠さんといえば、知る人ぞ知るゼンセンの伝説的なオルガナイザーであり、日本三大オルグの一人と唱われた方ですが、その二宮さんが満を持して(?)オルグの秘策をぶちまけています。これは本当に必読。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/h-7bb6.html(組と組合はどう違う?)
・・・こういうのを見ると、「組と組合はどう違う?アイがないのが組、アイがあるのが組合」という戯れ言がなるほどという気になります。
私はこのオーラルヒストリーを宣伝したくて、
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-5f85.html(誰か『組合オルグ一代』を映画かドラマにしませんか?)
・・・これはほんとに、映画かドラマ化したら結構受けそうな気が。
ダンダリンが評判とってる時期だけに、組合オルグの一代記ってのもいいんじゃないか、と心ある映画人かテレビ人はいないものでしょうか。
と訴えてきたんですが、残念ながら心ある映画人はまだ現れていないようです。なので、それまではせめて本書を読んで、二宮さんの活躍ぶりを堪能してください。
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コメント
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ありがとうございます。
前回、せっかく御紹介いただいていましたのに買いそびれてしまいました。
今度は忘れずに購入して、勉強したいと思います。
投稿: いーちゃん | 2017年3月27日 (月) 16時07分