フォト
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 『季刊労働法』256号の目次 | トップページ | 平成28年度沖永賞に大木正俊さん »

2017年3月 8日 (水)

藤田孝典『貧困クライシス』

51zp2gia8rl__sy400_藤田孝典さんの『貧困クライシス 国民総「最底辺」社会』(毎日新聞出版)をお送りいただきました。ありがとうございます。

http://mainichibooks.com/books/social/post-389.html

これまで『下流老人』や『貧困世代』を出してきた藤田さんが、若者も中年も、女性も老人も全部まとめて一冊にした本です。

●第1章 若者の貧困 

2 中年の貧困

●第3 女性の貧困  

4 老人の貧困

5 貧困ニッポンを生きる 社会と個人ができる最善策

第1章の「つかみ」は例のNHKの番組に出て。「お前は貧乏じゃない」と猛烈にバッシングされた女子高生の話、第2章のつかみは人工透析患者は自己責任だから全額実費負担にしろと言った例のフリーアナウンサー氏ですが、全体に藤田さんが自ら携わってきた様々な事例が満載です。

・・・幸い、ほっとプラスには年間約500件を超える相談があり、支援者である私たちは、極めて貧困が見えやすい位置にいる。見えてきた貧困を少しでも社会に伝え、多くの人とクライシスを共有していきたい。そして、早めに貧困に気づき、対処できる力を養っていただきたいと切に願う。

本書を通じて、日本が生涯貧困に至った背景と実態をつまびらかにし、起死回生の道を多くの読者と模索したい。

« 『季刊労働法』256号の目次 | トップページ | 平成28年度沖永賞に大木正俊さん »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 藤田孝典『貧困クライシス』:

« 『季刊労働法』256号の目次 | トップページ | 平成28年度沖永賞に大木正俊さん »