野村浩子『女性に伝えたい 未来が変わる働き方』
野村浩子さんから『女性に伝えたい 未来が変わる働き方』(KADOKAWA)をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://www.kadokawa.co.jp/product/321601000069/
男女雇用機会均等法の施行から30年が経ち、女性たちの労働環境はどう変わったか。多様化する時代の中で、自分らしく働くためにはどうすればよいか。豊富な事例から、新しい時代の「働き方」「生き方」を探る。
ちょうど拙著『働く女子の運命』の後半、第3章と第4章で描いた男女雇用均等法以来の働く女性たちの姿を、もっと人々の生の姿に寄り添ったかたちで丁寧に描き出した一冊です。
裏見返しの著者紹介にあるように、野村浩子さんは1995年から2006年まで、『日経WOMAN』の副編集長、編集長として、働く女性の姿を見つめ続けてきた方です。
拙著で大きな転換期の象徴として引用した「OLビッグバン」て言葉も、同誌の特集のタイトルなんですね。
第1章 仕事と子育て両立編
◆残業できる人、できない人
◆家事・育児を手放せない人、任せられる人
第2章 ライフコース編
◆専業主婦か、キャリア女性か
◆扶養枠を超える人、超えない人
◆子どものいる人、いない人
第3章 働く女性の30年 A面・正社員
◆総合職か、一般職か
◆男女雇用機会均等法の産みの親、赤松良子さんに聞く
第4章 働く女性の30年 B面・非正規女子
◆非正規で働く女性
◆シングルマザー
第5章 キャリア編
◆管理職になりたい人、なりたくない人
◆女性起業家
第6章 これからの働き方、生き方を探る
◆二極化の時代に、どう働くか
CHOICE 1 ◆年収300万円、世帯年収600万円の幸せ
CHOICE 2 ◆地方でスローライフ、スローキャリア
CHOICE 3 ◆専門性を生かして週4日働く
CHOICE 4 ◆変わる会社員1 多様な働き方を選択する自由と責任
CHOICE 5 ◆変わる会社員2 副業やプロボノで、会社の垣根を超えて働く
CHOICE 6 ◆変わる会社員3 「シェア」が広げる可能性
本のはじめの30ページほどが、ここで試し読みできるようになっていますので、是非目を通してみてください。
https://bookwalker.jp/de2c489c9f-5e67-4af9-8cbf-05c466b6bb37/?adpcnt=7qM_Nkp&sample=1&from=1
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