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2017年2月 6日 (月)

『季刊労働者の権利』318号に拙著書評

6f0e6ddfaa2b4079594024036b8cd0b0日本労働弁護団の機関誌『季刊労働者の権利』の318号に、拙著『働く女子の運命』の書評が載っています。

http://roudou-bengodan.org/quarterly_newspaper/318%e5%8f%b7%ef%bc%882017%e5%b9%b41%e6%9c%88%e7%99%ba%e8%a1%8c%ef%bc%89/

書評
濱口桂一郎 著 文春新書「働く女子の運命」  長谷川悠美

長谷川さんは水口さんなど労働弁護士の多い東京法律事務所の方で、2013年弁護士登録という若手です。

3ページにわたって丁寧に拙著のロジックを追い、働く女子の今後の運命について自らの見解を示していただいています。

Img_752f5d874047328e26f434ce08fbda5最後のところで、こう評していただいたことは著者としてこの上ない喜びです。

・・・本書は、本稿で紹介した以外にも、日本で生活給が確立した経緯を皇国勤労観やその後の労働組合運動から説明し、日本における女性労働のあり方を女工時代から解き明かし、均等法や育児休業法の成立経緯を概観している。女性労働を考えるに当たって必要な歴史的背景が、当時の発言等を引用しつつ紹介されている。新書の少ない頁数に、すごい情報量である。しかもこれが非常にわかりやすくまとまっている。

本書は、女性労働を考えるに当たって必読の書である。

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