« 釣り上げられた『若者と労働』 | トップページ | そんなに「近代」が嫌いなら・・・ »

2017年1月 4日 (水)

フィンランドのベーシックインカムについては

一時盛り上がってその後落ち着いていたようですが、またフィンランドのベーシックインカム実験が話題になっているようなので、

http://www.cnn.co.jp/business/35094497.html(ベーシックインカムを試験導入、2千人対象 フィンランド)

北欧フィンランドで今月から2000人を対象に保証収入を支給する制度を試験的に導入する試みが始まった。

今月から始まったプログラムは、ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)の実効性をテストする最初の取り組みの1つだ。対象者には収入や資産、雇用状況にかかわらず、毎月一律560ユーロ(約6万8000円)が支給される。・・・

51ogyucv3ol__sx353_bo1204203200_フィンランドのベーシックインカムについては、先日『貧困研究』17号に五石敬路さんが見通しのよい論文を書かれているので、まずはそれにざっと目を通してから何かを語るようにすることをお奨めします。

http://hinkonken.org/?p=1196

フィンランド:ベーシックインカム実験案と社会政策の変化(五石敬路)

フィンランドにおけるベーシックインカム導入のコンテキストは、就労促進と行政サービスのワンストップ化だというのが、恐らく日本でベーシックインカムをもてはやしている人々の想定外でしょう。

労働組合と社会民主党がベーシックインカム導入への最大の反対勢力であるというのも、ものごとの筋道を考えれば当然ではありますが、日本では意外に思われてしまうかも知れません。

|
|

« 釣り上げられた『若者と労働』 | トップページ | そんなに「近代」が嫌いなら・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3288/69113353

この記事へのトラックバック一覧です: フィンランドのベーシックインカムについては:

» ベーシックインカムも検討すべきとの貧困に関するコラム [シジフォス]
次の大統領が酷すぎるからか、退任するときのご祝儀なのか、オバマ大統領の退任演説が賞賛されている。しかし美辞麗句であれば誰でも言えるし、そんな言葉を発する指導者はまったく信用できない。責任ある者は「成果」を強調するのではなく、失敗や限界をこそきちんと総括して明示し、次へのステップを語るべきではないか。ノーベル平和賞受賞とは真逆に「戦争」や「紛争」はさらに広がり、多くの市民が命を奪われ、難民問題が発生している。そんな中、昨日の琉球新報の「社説」は出色だった。「沖縄の期待裏切った8年」との見出し...... [続きを読む]

受信: 2017年1月16日 (月) 06時34分

« 釣り上げられた『若者と労働』 | トップページ | そんなに「近代」が嫌いなら・・・ »