東京経営者協会『ぱとろなとうきょう』冬季号に講演録
東京経営者協会の季刊誌『ぱとろなとうきょう』の冬季号にわたくしの講演録が載っております。
http://www.tokyokeikyo.jp/cgi-bin/user/event_contents.cgi?cnt=1&category=activity
●クローズアップ
同一労働同一賃金を学ぶ 戦後日本の賃金制度の変遷
濱口 桂一郎 (独法)労働政策研究・研修機構 主席統括研究員
昨年10月5日に講演した内容です。ちなみに、2回目は海老原嗣生さんがされたそうです。
1.戦前・戦中の賃金制度と生活給思想の誕生
2.電産型賃金体系の成立と生活給への批判
3.職務給を唱道した経営側と政府
4.労働側の職務給への対応
5.「能力主義管理」の登場
6.定年延長と賃金制度改革
7.男女均等政策
8.中高年のリストラ
9.成果主義の流行と迷走
10.非正規労働の国政課題化
11.同一労働同一賃金の政策課題化
12.これからの見通し
東京経営者協会とは、かつての関東経営者協会で、終戦直後の日本で初めて作られた経営者団体です。これが母体になって全国団体としての日経連が結成されたのですから、まさに経営者団体の原点とも言うべき団体なんですね。日経連は経団連に統合されてしまいましたが、東京経協は経営者団体として維持されています。
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「働き方改革」の実現に向けて、国民の皆さまからのご意見を募集します
既にご存知かと思いますがこんなのがあるようなので公務員含めて職務、勤務地など限定した方が良いと送りました。
投稿: 斜め向井 | 2017年1月14日 (土) 13時31分