読書メーターの拙著評
読書メーターで、今年に入ってから拙著への書評が二つアップされていました。
http://bookmeter.com/cmt/61583248
ワークライフバランスの定義一つだけでも、自分の無知というか、奥行きのなさに愕然としてしまう。テーマの内容だけでなく、雇用問題全体に言及しているのも秀逸であるし、本作の限界までしっかりと指摘してある。雇用という問題の解決は一筋縄ではいかないことは承知しているが、その処方箋は統一したものにはなりにくいだろうし、ジワリと浸透するのが一番良いのだろうか。強引ではあるが、タイトルを見ると著者は今後も暗澹たる状況が続くと考えているのだろうか。
http://bookmeter.com/cmt/61687668
日本では「就職」ではなく「入社」であるというのは聞いたことがあったが、著者は欧米型の前者をジョブ型、日本独特の後者をメンバーシップ型と呼び区別する。両者を比較していくことで日本の雇用と労働の問題点を浮き上がらせる。日本型雇用の長年の疑問が解けた。
「日本型雇用の長年の疑問が解けた」という評語はとてもありがたいです。
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