« コーカン教授のアメリカ社会論 | トップページ | 『Works』139号 »

2016年12月12日 (月)

ジョブ型社会のアキレス腱@WEB労政時報

WEB労政時報に「ジョブ型社会のアキレス腱」を寄稿しました。

https://www.rosei.jp/readers-taiken/hr/article.php?entry_no=605

私がこの数年間使ってきた「ジョブ型社会」「メンバーシップ型社会」という言葉は、私の想像を超えて広く使われるようになっているようですが、ちょっと気になるのはそれが何か一定の価値判断を含んだ概念であるかのようにとられることがあることです。

この概念は、あくまでも欧米の労働社会と日本の労働社会の特性を浮かび上がらせるためのものであって、一方が他方よりアプリオリ(編注:先験的)に優れているとか劣っているとかというような含意は全くありません。現在の日本の労働社会について、そのさまざまな病理を解決する手法として部分的にジョブ型正社員を導入するというやり方が考えられるのではないか、という示唆は何回かしていますが、そもそもジョブ型社会が絶対的に素晴らしいなどという議論はしていないつもりです。

ただ、本連載も含めて、どうしても取り上げる話題が日本の労働問題が中心になりがちなので、あたかもメンバーシップ型社会の問題点ばかりを指摘し、ジョブ型社会を称賛しているかのように見えてしまうのでしょう。 ・・・・・

|
|

« コーカン教授のアメリカ社会論 | トップページ | 『Works』139号 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3288/68810507

この記事へのトラックバック一覧です: ジョブ型社会のアキレス腱@WEB労政時報:

« コーカン教授のアメリカ社会論 | トップページ | 『Works』139号 »