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2016年12月 6日 (火)

賃上げを止めるな!@『月刊連合』12月号

201612_cover_l『月刊連合』12月号は「賃上げを止めるな!」と言っています。そりゃ、労働組合が賃上げを止めるな!というのは当たり前なのですが、そこに登場している人が・・・。

https://www.jtuc-rengo.or.jp/shuppan/teiki/gekkanrengo/backnumber/new.html

表紙にもあるように、神津会長と対談して賃上げを止めるな!と言ってるのは山田久さんです。

■巻頭対談
2017春季生活闘争の意義と課題
“クラシノソコアゲ”正念場
  「賃上げ」の流れを止めてはいけない
山田 久 日本総研チーフエコノミスト × 神津里季生 連合会長

2017春季生活闘争に向けた取り組みがスタートする。
連合は、今年も「持続性」「月例賃金」「拡がり」「底上げ」の4つをキーワードに「クラシノソコアゲ」の実現をめざしていく。
このキーワードに込めた思いとは何か。
それはどんな意義を持つのか。
日本総研チーフエコノミストの山田久氏と神津会長が語り合った。

今や山田さんは賃上げのイデオローグと化したかの如くです。

・・・アベノミクスの金融政策の限界が明らかになり、持続的な賃上げの重要性がデフレ脱却の絶対条件として再認識されています。ここで敢然と「賃上げ」を要求し、その流れを持続させることこそ、労働組合の責務です。

賃上げはもはや労働者のためだけではなく、日本のマクロ経済復活のための不可欠なんだと。「責務」とまで言われています。

そのために、過去の延長線上で考えるのではなく、将来のあるべき姿に向かっていくべきだと発破をかけています。

このあたり、是非労務屋さんの感想を伺いたいところではありますが。

ちなみに対談の終わりのあたりでは例の広島電鉄の正社員化を褒めちぎり、「労働組合の見識の高さに感銘を受けました」とまで賞賛しています。

あと、篠田徹さんの連載はアメリカ大統領選を取り上げていて、「グローバル化へのリベンジ」と評しています。言っていることはよく言われていることですが、その中で引かれていたイギリスの炭鉱映画の1シーンの描写がなかなか最近本ブログで話題になっていることともつながっていて興味深かったので。

・・・そのラストに近いハイライトシーンで、、炭鉱地帯のブラスバンドを率いてロンドンの全国大会で優勝した元炭鉱夫の指揮者が、中上流階級の聴衆の前で優勝カップを拒否する場面でこう啖呵を切る。「あなた方はクジラやイルカを助けることには一所懸命だけど、炭鉱夫の運命には関心がないでしょう」。つまりエリートは自分たちが好きな遠くのものは気になっても、目の前の別の世界に生きる人の困難には見向きもしないという意味だ。

トランプ勝利の瞬間に筆者が思い出したのがこのシーンである。・・・・・グローバル化のネガティブな影響を被ってきた地方の白人が、自分たちのことはほっておいて、地球環境や途上国の貧困には一所懸命になるグローバルエリートと主要メディア、それが面倒を見る非白人集団に対するジェラシーが招いた、グローバル化という時代の流れへのリベンジだったのではないだろうか。

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コメント

ちょっとちょっと、エリートの身にもなってくださいよ。最近のインテリ・エリート・リベラルへのバッシングは、カンボジアの知識人虐殺を連想させますね。しかもガチ富裕層への敵意ではなく、「知識層かつ中流やや上位層」への弾圧であることに注意。これ底辺ウヨクが財界に扇動されて行ったナチス大虐殺と同じ構造。「水晶の夜」に至る過程を、学識者や労働専門家まで加担して扇動していることに恐怖を感じます。


想像してみよう!
むさ苦しい怠惰で無学なオッサンらが、自分のダメさを(資本家ではなく)知識人に対して八つ当たりし、逆恨みし、ウヨクに扇動されて「黒人しね」「女しね」「ムスリムしね」と発狂している様を。
洗練されたエリートが助けたいと思うだろうか? むしろ害獣として○○すべきとさえ思ってもしょうがない。

おれは野鳥ファンなんですが、こんな輩には鐚一文出したくねえな。野鳥や猫ちゃんやイルカは文句言わないし、プア・ホワイトより賢いし、もっと上品で優雅だからな。それに貧困国で努力じゃどうにもならない死ぬか生きるかの子どものほうが可哀想じゃん。そういう途上国の子どもは逆恨みしてウダウダ文句言ってる労害(ダメな労働者)と違って可愛いよ。まじで助けたいと思うもん。

理解不能な論理で「エリートがー」「インテリがー」と喚いてる奴らは全く可愛げが無い。醜い。

底辺ウヨク労害(この記事にある無責任で怠惰で責任転嫁し続けるアホな失業者)を見ると心が苦しい。そういう輩を見たせいで濁った心は、途上国支援や環境改善への貢献を行うことで、洗い流すことにしている。

日本的アニミズムでは心の汚れは流せるんですね。みなさんもカンボジア・アフガン・イラク等の子ども支援や環境問題活動、動物擁護どうですか。ネトウヨを見て濁ってしまった心がきれいになりますよ。

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