迷い猫さんの拙著評
「迷い猫」というブログで、拙著『若者と労働』がやや詳しく紹介され、感想が書かれております。
http://pochi-ug.hatenablog.jp/entry/2016/12/27/083241(日本が目指すべき雇用契約)
「メンバーシップ型をとりもどせ。かつての日本をとりもどせ」という論調でなく、しっかりとした内容でした。
私は、本を読む前は「全員ジョブ型」の社会が望ましいと考えていたのですが、本書を読むと、歴史の中でジョブ型への舵を切ったところは多くあったのがわかりました。ただ、多くは失敗に終わったようです。
日本の今の流れでは、残業時間の縮小が求めらています。とても良いことだと思います。もちろん、その分、正規労働者のメリットを減らせばよいと思います。
本書でも述べていますが、給与と職務の明確な関係性か低い日本では筆者が提案するバランスのよい労働環境が必要なのかと思います。
刊行から3年半経った今でもこうして拙著をしっかりと読んでいただける読者が続いているのは嬉しいことです。
ブログのコメント欄にやたらに書き込まれる方がお読み頂けているのかはよくわかりませんが。
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