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パナソニックプラズマディスプレイ最高裁判決by大内伸哉@『労働判例百選(第9版)』

L11531 ごく普通の法学部学生が、何も考えずに先生から指示されて手に取る『判例百選』。労働法学者がずらりと顔を並べる『労働判例百選』も第9版を迎えたようです。

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641115316?top_bookshelfspine

計110件の労働判例のうち、何を措いても読むべきは、大内伸哉さんによる例のパナソニックプラズマディスプレイ事件最高裁判決の解説です。

ん?ん?ん?・・・・・

こ、こ、これは一体何なんだ?

誰かの生き霊が大内さんに憑依して書かせているんじゃないのか?

と、募る疑問を抑えつつ読み進んでください。

最後の注に至るまでしっかりと。

しかし・・・、それにしても、『判例百選』ってのは、何も知らない素直な法学部生が、指定教科書と一緒に買わされるものだったと思うのですが、そういうのを使ってこの所業というのは・・・・・。

(追記)

大内さん自身がブログで紹介されています。

http://lavoroeamore.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/9-fc30.html

・・・また,そもそも判例百選は自説を書くところではないので,あえて自説と逆の立場から書いてみて,私の以前に書いたものと照らし合わせて,読者に考えてもらいたいということにしました。

・・・私は本年(ママ)では,高裁には反対,最高裁には条件付き賛成の立場ですが,それとは逆に,高裁賛成,最高裁反対という見解も,違った理論体系の下では理論的には十分にありうると思っています。そして,それが通説(あるいは多数説)であるとみられる以上,私としても,それを尊重して書いたほうが百選の趣旨に合うと思ったのです。

そもそも、高裁賛成,最高裁反対が通説(多数説)なのかという問題はさておいても、これを読んでニヤリとできるのは、あるレベル以上の人であるように思います。

・・・ただし若い研究者の方はマネをしないように。まあ,マネをするような人はいないでしょうが

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» あの大内さんが松下ディスプレイ最高裁判決を批判? [シジフォス]
12/1のhamachanブログで紹介されていた『労働判例百選』第9版を購入。濱口桂一郎さんが「計110件の労働判例のうち、何を措いても読むべきは、大内伸哉さんによる例のパナソニックプラズマディスプレイ事件最高裁判決の解説です。ん?ん?ん?・・・・・こ、こ、これは一体何なんだ?誰かの生き霊が大内さんに憑依して書かせているんじゃないのか?」とまでコメントされていた故(苦笑)。第8版発行の2009年から7年経って、紹介される判例も変ってきたことにまずは驚く。「非典型雇用」の章が初めて設けられた...... [続きを読む]

受信: 2016年12月 6日 (火) 07時10分

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