拙著短評いくつか
ここ半月くらいの拙著への短評をいくつか。
現代の労働問題の本質が全て詰まっている
非常に内容が詰まっており、かつ本質的な問題を提起しており、この類の書籍では最高に面白かった。氷河期就職世代とその前の世代のギャップがなぜ生まれ、ブラック企業の発生と結びついていくプロセスが構造的に理解できた。
同じ『若者と労働』への「不純物」さんのツイート。
https://twitter.com/calc_9029/status/803097145448370177
この本すごい…濱口さんの他の本も読もう 「若者と労働(濱口桂一郎)」
https://twitter.com/calc_9029/status/803098225414541312
日本的雇用慣行の問題点について感情論なしで細かく研究されてる もっと早く読んでおけばよかった
https://twitter.com/calc_9029/status/803099948380061696
人事の人が書いた本ってある程度予想とか感情が入ったものが多いけど研究者はしっかりしてる
次に『日本の雇用と労働法』への読書メーター。評者は「たろさん」。
http://bookmeter.com/cmt/60616202
日本の雇用慣習、歴史、労働法に関する推移を書いた本。日本の労働者と企
業、法律が歩んできた軌跡を確認することができる貴重な本。今や当たり前の法律がどのような歴史的背景で出来たのか、非常にわかりやすい。体型的に雇用、法律の歴史を知るにはとても良い本。また読みたい
。
最後は『働く女子の運命』へのツイート。まず「ダーリン&サマンサ」さん。
https://twitter.com/20150424ebisu/status/802019452250267648
『働く女子の運命』濱口桂一郎 著。 濱口氏の本を久しぶりに購入。人事を離れてから暫く読んで居なかった。楽しみ。彼の本は間違いなく面白い。
https://twitter.com/20150424ebisu/status/803144208303296512
『働く女子の運命』(著・濱口桂一郎)。 日本型雇用システムを変えられないまま次々と導入された男女雇用平等の施策。結果的に女性は更に生き辛くなった。非正規雇用。労働法からのアプローチは可視化の早道。
そしてもう一人の「御用会社員」さんは、
https://twitter.com/hawks54kaishain/status/800279004703952897
「働く女子の運命」 この第1章だけ読みましたが、日本の労働史を1章でまとめていると言う点と、その中に的確に「これを読め」という具合に書物の引用があり、図書館で古典を大量に発注をかけました。次の章はどんなでしょうか。
と書かれているので、どんな本を発注したのかと思うと、
https://twitter.com/hawks54kaishain/status/802279507935670272
濱口桂一郎氏が読みなさいと書いていたので、書庫から出してもらいました1冊目。 「私のBG論」バラ色のがめつさ、Office Lady 以前のBusiness Girl のお話
いやいや、なんと、上坂冬子さんの今や稀覯本、『私のBG論』(三一新書)を図書館の奥の院から掘り返してこられたようです。
本書を読まれた方の中でも、さすがに上坂冬子のBG本を読もうと一念発起されたという方は初めてです。
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