『経営法曹』190号
経営法曹会議から『経営法曹』190号をお送りいただきました。今号はかなり分厚く、しかも同一労働同一賃金をめぐる座談会、山梨県民信用組合事件と長澤運輸事件をめぐる判例検討会が載っているという、労働法関係者にとっては大変関心の高いトピックがてんこ盛りの一冊になっています。
まず、同一労働同一賃金の座談会ですが、面子は中山慈夫、加茂善仁、伊藤昌毅、木下潮音、和田一郎、松下守男、斉藤芳郎、司会が石井妙子というハイレベル。結構言いたい放題に言っています。
山梨県民信用組合事件については膨大な資料も付いていて大変勉強になります。
長澤運輸事件については、「継続中の事件に関わることであるので公表を差し控えるべき内容もあり」ということで、議事録自体はなく、松下守男さんによる要約ですが、それだけでも結構興味深いです。
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