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2016年9月 9日 (金)

「女子」が気になります

Img_752f5d874047328e26f434ce08fbda5 今月に入っても引き続き拙著『働く女子の運命』への書評がブログで書かれております。

働く女性の手になる書評が二つ。興味深いことに、どちらもタイトルの「女子」が気になったようですが、本書の記述から同じような結論を導かれたようです。

まずは、「どこでも死ねるからだで春風 ~つんゆら雑記帳~」というブログ。つんゆらさんはタイトルに抵抗を感じられたようですが、

http://vientoazul.blog.fc2.com/blog-entry-95.html

タイトルに「女子」ってなんかジェーン・スー氏の「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を思い出して

なんとなく抵抗感があったのだけど、

これは、、、出版社がキャッチ―さを衒ってタイトル付けたパターンかもしれない。(例:「普通が良い」という病)

でも中身を読まれて、

要するに、中身は素晴らしい本です。

というか、この「女子」は女性を本質的にはいつまでも「女子」扱いする働き方の現状に対する、痛烈な皮肉という気すらしてきました。

と深読みしていただきました。

最後は、

男性も女性も、働くすべての人に読んでもらいたい良書。

との評価です。

もうお一人は、「ワーママ・プレワーママの共感サイト BRAVA(ブラーバ)」というサイトに、市口芳江さんが書かれた「疲れたとき、悩んだときに読んでほしい! 働くママにぴったりの一冊とは?」という記事です。取り上げられている本には、中野円佳さんの『育休世代のジレンマ』などもあり、その一冊として拙著も取り上げられています。

http://brava-mama.jp/2016090984240/

働く女性を「女子」といっちゃうところがなんですが・・・。つまり昔は職場で本当に「女の子」だったんですよね。仕事も男性の補佐というか、いわゆるお嫁さん候補的な、腰掛け的な・・・っていう歴史の成り立ちから現在までの紆余曲折を経て、、、。この1冊で私たちをとりまく環境が俯瞰できる秀作でした。働くワーママとしてはもっと違うこと言いたいけど、政策をつくる側の人間はこう見ているんだなという視点が勉強になりました。

この方もタイトルの「女子」が気になったんですが、昔はほんとに「女の子」だったということで納得していただいたようです。

ちなみにこの方、わたくしについてこんな評を・・・。

この作者さんのhamachanブログも辛口で面白いですよ♡ たまに、別の学者さんと公開で本気のケンカとかしてるし。

いやいや、まともな学者さんとは喧嘩なんかしていません、って。

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コメント

最後のフレーズは、はまちゃん先生持ち歌「利根川越え」でありますねえ(笑)。
こういうエスプリがかっこいいのよ(笑)。

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