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« 第7回高齢者の就労を考えるシンポジウム | トップページ | 保守とリベラルというアメリカ方言でものを考えるのはもうやめよう »

2016年8月10日 (水)

いやだから、こういうのがデュアルシステム

もう10年以上前に、日本版デュアルシステムという、全然デュアルでも何でもないのがありましたが、そして今日でも単なる会社見学をインターンシップとか称している会社が圧倒的大部分であり続けている今日この頃ですが、そういうのが忘れ去られた今になって、不意にこういうのが出てきたりするのが面白いところです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160809/k10010628921000.html(学生が有給で長期間働く新たな実習開始へ)

職業教育の一環として、学生が企業から給料をもらいながら長期間働く新たな実習を東京・八王子市の大学が始めることになり、9日学生と企業の面談が行われました。

この新たな実習を始めたのは東京・八王子市の東京工科大学です。

9日開かれた面談には、工学部の2年生およそ120人と製造業やIT関係などの中小企業60社余りが参加しました。

いやだからまさに、これこそが本当の意味でのドイツ語で言うデュアルシステムだし、英語で言うインターンシップっていう奴なんですね。

小学校の社会科見学に毛が生えた(か毛が抜けた)ようなのをワンデーインターンシップとか称する笑止なお芝居はそろそろやめて欲しいところです。

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コメント

科学の両義性の光と闇を理解しての熟社会であればいいのですが・・・。おすすめの職業大学のモデルになりうる工学系の私大というのを指摘しておくことはこれから進むであろう理系技術系大学の産学指向(国家指導)をシャレではありませんが、両義的に評価していく必要があるでしょう。特に都市部大学偏重を解消する国家指導もたしか今年で終わりだったようです。つまり工科系はデュアルにサバイバルを見いだす政策誘導的不都合な真実もあることを押さえてほしいですね。

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