フォト
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 第1次ワークライフバランスと第2次ワークライフバランス@『JP総研Research』第34号 | トップページ | 連合は8勝4敗 »

2016年7月10日 (日)

『DIO』317号

Dio 連合総研の機関誌『DIO』317号をお送りいただきました。今月号の特集は「これからの時代の職業能力開発・ キャリア形成について考える」です。

http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio317.pdf

生涯現役社会実現のための能力開発を考える 藤村 博之

介護分野における人材育成・キャリア形成 大木 栄一

非正規雇用者の職業能力開発機会を確保するために何が必要か 原 ひろみ

また、先日ご紹介した『派遣労働における集団的労使関係に 関する調査研究報告書』の概要も載っています。

しかしここでは、書評欄に載ったある本を。杉山豊治さんが、イアン・ゲーリー『通勤の社会史』を紹介していて、これがなかなか面白そうなんですね。

特に第3部の通勤の未来というところ。

Dio_3 ・・・通勤を不要にするための技術に大き く貢献したIT産業であるが、むしろ 物理的な通勤に重きを置き、そうした 企業の多くが在宅勤務制度を掲げなが らも、その制度を活用することについ ては奨励していないことが語られる。

・・・こうした事例(=ツイッター社やグーグル社、ヤフー社)を踏まえ、作者はテレコミューティングの実現が極めて容易になったにもかかわらず、実態は逆の方向に進んでいるようだと語る。従業員も雇用する企業側も、理由や思惑はどうあれ、実際に顔を合わせる時間を 欲していると。

いかにもテレワークしてまっせみたいな先端企業ほど「同じ屋根の下で働くことに 有形無形の利点があると考え」ているというところが何とも皮肉で興味深いところです。

« 第1次ワークライフバランスと第2次ワークライフバランス@『JP総研Research』第34号 | トップページ | 連合は8勝4敗 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『DIO』317号:

« 第1次ワークライフバランスと第2次ワークライフバランス@『JP総研Research』第34号 | トップページ | 連合は8勝4敗 »