UAゼンセン食品スーパー8社でインターバル規制
労働関係のニュースを伝える連合通信の5月28日号に、「UAゼンセンの食品スーパー 8社が制度導入を約束 勤務間の休息時間保障」という記事が載っています。
それによると、今春闘でUAゼンセン流通部門は一斉に制度の新設や充実を要求し、8社が導入を確約したとのことです。
11時間の制度を導入したのは、フレッセイ労組、アップルランド労組、イズミヤ労組、三越伊勢丹グループ労組松山三越支部、10時間はライフ労組、メガネトップ労組、イオン労組CFSユニオン、9時間がヤマザワ労組とのことです。また、いなげや労組、マルエツ労組などで継続協議中だそうです。
記事は深刻な採用難が背景にあると報じていますが、いずれにしても現場で少しでも多くの企業でインターバル規制を導入していなければ、どんなに口先だけで論じてみてもそもそも法制化の議論の土俵には乗ってこないのですから、こういう着実な取組こそが重要です。
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