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2016年6月30日 (木)

『働く女子の運命』が働く女性の心の琴線に触れた?

Img_752f5d874047328e26f434ce08fbda5 働く女性のブログで『働く女子の運命』が評されていますが、どうもその心の琴線に触れるものがあったようです。

まず「退屈日記」というブログの「「女子の生き難さと男子の鈍感さ」について」というエントリですが、

http://blog.goo.ne.jp/pxcre2/e/ecf81be902310e01d5643e8dc30a2255

濱口桂一郎「働く女子の運命」を読む。

どうしようもない日本の男たちの女子に対する差別を法律や歴史から描いた作品。

さまざまな矛盾のあれこれを述べたあと、

これまた繰り返せばそれもすべて「男子の鈍感さ」に端を発するもの。

性別に関係なく「スキル」のある者が「適所」にいればいいだけだというのに。

この「シンプル」が現実にならないもどかしさよ。

「女子力」が問われることはあっても「男子力」は話題にもならない「事実」を思い出したい。

自らの「へタレさ加減」を絶えず問われたらどうなるのだろう。

たいていの男子はきっと泣いて終わるはずなのだけれど。

と、深い嘆息をつくのです。

もう一つの「孤独な女子総合職ブログ」はより壮絶です。その「総合職ってオカマ」というエントリは、

http://zouzouzou138.hatenablog.com/entry/2016/06/26/170438

この前読んだ本 「働く女子の運命」で心に残りすぎた言葉を紹介します。

「私、自分が女だということに気づくのが遅すぎたんですよ」

本当にこれ、これ!!!!!!!!

大学の時は気も酒も強いし男友達も多いし、お金自分でたくさん稼いで1人で生きていくぞ!って思ってたけど

結局わたしも女だったんだ結婚したいし子供欲しいし。男にはなれないしなりたくもないや。

と嘆息をついたあと、さらに壮絶な台詞を紡いでいきます。

総合職ってオカマみたいだなって思う。

仕事では、男と同じように扱うからねって言われて厳しいことを言われたりさせられたりする

でも飲み会とか、仕事を一歩離れると急に女の子扱いされて

お酒つぎにいったり男の人の横に座らせられたり触られたり馴れ馴れしくされたりする

自分が何だかわからなくなる。

でも私だって女なんだから。

生理痛がひどくてまだ動けない。

おそらく彼女らの言葉が胸に突き刺さる思いの人が多いのではないかと思います。

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コメント

ついさっきまで、外資系の女性オフィスマネージャーと丸の内で飲んでいました…。お二人ともご結婚されており、一人は小学生のお子さんが二人いるワーキングマザーです。僕の周りを見る限り、外資系で働く多くの女性はワークライフバランスを享受しイキイキと働いています。一方で…。このまま何もしなければ、日本企業で働く優秀な女性はみんな外資系に来てしまいますよ!

「JD(ジョブディスクリプション)がない限り、残業はなくなりません」これは、某外資金融機関の女性執行役員のコメントです。ご参考まで…。

飲んでばかりのお話ですねえ(笑)
で、どの辺と本の因果があるのでしょう?
そのご登場のピンポイントの方がたの処遇と、その他の方々との働きがいや所得偏差の相関関係は決定論的にご意見に反映できるのでしょうか?
ちょっと凄いなあと感心いたしました。
はまちゃん先生ってそういうことを諭しているんですか?!
So whatだな。

もちろん、このブログ書評女子のように日本企業で働いている方で自分の実力を発揮できず無力感を感じておられる女性たちへの「外資系企業への誘い」ですよ...いつも飲んでいるような印象を与えて恐縮です(笑)~偶々重なっただけですので悪しからず…。

ということで、海上さんのコメントとは「外資」と国内で定義されている”限り”のリクルートであるようです。
了解いたしました。

はまちゃん先生はじめ、ご苦労されておられる諸組織の方々や憂い多き個々人の皆さまの内資企業労働問題を史実と他の諸文化例から学びそれを緒とした社会的解決で次へと紡ぐ悩ましき問題は、オッカムの剃刀よろしくそぎ落とされた還元先のご教示により理系も社会実験方法論として認める思考実験での解は出ました。
はまちゃん先生、次は何を研究する?

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